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パステルカラー・オレンジ
第1章 お受験
ち「ご馳走さまでした!」

お婆ちゃんは食器を下げる千尋に、忘れ物がないか確認するよう告げ、お弁当を千尋の鞄に入れた。

婆「千尋の頑張りが実りますように。」

千尋の鞄にぶら下がった合格祈願のお守りを掴み、お婆ちゃんは深々と祈った。


ち「じゃあ、お婆ちゃん!試験終わったら電話するね!」

婆「はい、気を付けてね。」

ち「うん!行ってきます!」

婆「いってらっしゃい。」

お婆ちゃんは、にっこり笑って手をふる。
孫の受験日。
私立でも良いと言ったのに、迷惑かけたくないと倍率の高い有名公立高に受験を挑んだ。

塾にもいき、夜遅くまで部屋の明かりはなかなか消えず、夜食を置けばご馳走さまと明け方手紙が置かれている。

きっと、千尋の頑張りは実るはず。

お婆ちゃんは、千尋が家の角を曲がり見えなくなるまで手をふって見つめていた。
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