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たゆんたゆん
第2章 社員
その耳元に唇を寄せ
「いいのかい? 服、使い物にならなくなるけど帰るのに困るんだろうなー。抵抗しないなら服は元通り着れるようにする。キスもしないし最後まではしない。君に婚約者がいることは知っているよ。大事な貞操をわたしに捧げるというなら話は別だがね」
ぺろりと耳朶を舐めると小さく美月の体が反応する。
それに男は笑って、顔を離し。
押さえつけていた手首も解放した。
美月はすぐに両手を合わせ胸元で握りしめる。
小さな拳と肩が震え、閉じた目尻に雫が浮かんだ。
「美月君」
名前を呼ぶと彼女は目を開き、意を決したようにこちらを見据えた。
固く合わせた手を解き、体の横に両腕を置く。
「(キスは嫌。下も……ナカ触られるとか無理よ。怖い…。胸なら所詮外に付いてるものだし、お風呂入るとき何回も洗えば……ううっ…)……胸だけ……なら」
「無論。そのつもりだ」
言いながら脚を開かせその間に体を割り込ませる。
スカートから覗く白い脚と太いスラックスとが絡み合った。
「いいのかい? 服、使い物にならなくなるけど帰るのに困るんだろうなー。抵抗しないなら服は元通り着れるようにする。キスもしないし最後まではしない。君に婚約者がいることは知っているよ。大事な貞操をわたしに捧げるというなら話は別だがね」
ぺろりと耳朶を舐めると小さく美月の体が反応する。
それに男は笑って、顔を離し。
押さえつけていた手首も解放した。
美月はすぐに両手を合わせ胸元で握りしめる。
小さな拳と肩が震え、閉じた目尻に雫が浮かんだ。
「美月君」
名前を呼ぶと彼女は目を開き、意を決したようにこちらを見据えた。
固く合わせた手を解き、体の横に両腕を置く。
「(キスは嫌。下も……ナカ触られるとか無理よ。怖い…。胸なら所詮外に付いてるものだし、お風呂入るとき何回も洗えば……ううっ…)……胸だけ……なら」
「無論。そのつもりだ」
言いながら脚を開かせその間に体を割り込ませる。
スカートから覗く白い脚と太いスラックスとが絡み合った。