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万華のむつごと
第5章 二十年後の夏祭り
沼をかき混ぜるような水音が繰り返される。そのたびに健太の体温が高まって透子に包み込まれた怒張が硬さと長さを増していく。


透子は体を健太から離し、健太の腰の上にまたがって座る格好になった。
両手をつなぎ合って見つめあう。
乳房を健太の前に晒す恥じらいが、快感を、より濃い色に染め上げていく。気づけば鏡に、裸で健太にまたがる透子の姿が映し出されている。

これは四十八手のうち、女が上になる手のひとつ、百閉───。


踊りの稽古をつける部屋で、いつもは浴衣の素踊りの自分の姿を確かめる大きな鏡に、ほおを紅潮させて潤んだ目をして両足を開いた婀娜な透子がいた。

健太の手が乳房にのび、ゆっくりと膨らみを掴んで、回すように捏ねる。健太が手のひらに力をこめて甘く乳房を絞ると、尖った乳首が淫靡に上を向いた。

透子が腰を前後に動かす。
健太の先端が、壺奥にグニグニと触れてくる。心地よい圧迫感と甘いしびれが、透子の腰元からじんじんと広がっていく。
その快感に酔いしれ、透子は目を閉じ無心に腰を動かした。

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