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万華のむつごと
第5章 二十年後の夏祭り
それから透子は上半身をのけぞらせ、後ろに手をついた。腰を上下させると、透子の愛液が健太の陰毛に絡みついて、時雨のように幾筋も糸を引くのが丸見えになった。
時雨茶臼。

健太が起き上がって上になり、網代本手。
さら透子が足を大きく開き、健太の腰に足を回して、揚羽本手。

抱き合ったまま、健太に猛烈に突かれ、喘いで、引き抜かれ、健太のほとばしりを濡れた茂みで受け止め、そのあとは止まらない接吻の雨を浴びる。

そのあとは透子が健太の顔の上にまたがり、赤黒く突き立つ健太の先端の、ぬめりの名残を舌で舐めとった。健太は眼前の透子の薄肌を濡らす蜜を、舌で味わう。
恥部を舐めあう、二つ巴。

健太の舌にいざなわれ、蜜はとめどなく溢れ出す。
透子は健太の舌の心地よさに酔い、健太の屹立から唇を離して体を起こす。
健太の唇に、花びらを押し付けると、健太はそこから流れ出るようにあふれる愛蜜を、浴びながら啜った。
湧き出る水を男が浴びる、石清水。

最後は荒い息が凪ぐのを待ちながら、ただ背中を抱かれ、健太の体温につつまれて横になり、月を見上げる。
まぐわいがなくとも二人で溶けあう、月見窓。



二人で満月を見つめていると、健太が口を開いた。

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