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パートタイマーの淫乱人妻・美香~主婦の仮面を脱ぐ午後
第10章 熟れた体~遊びのつもりよ(4)
夏風が、私の火照った体をほどよく冷ましてくれた。

朝の日差しはまだ柔らかく、楠の葉を透かして斑模様の光をベランダに落としている。チェアの上で、私は彼の胸にゆっくりと顔を寄せた。黒い肌の熱が、頰に伝わる。汗の匂いと、緑の香りが混じって、妙に落ち着く。

「ん……ちょっと、休憩ね」

私は彼の胸に耳を当て、心臓の音を聞いた。まだ少し早く打っている。私のほうも、下半身に残る余韻がじんわりと疼いているけれど、急がない。このまま、風に当たりながら、甘い時間を過ごしたかった。

「あなたってMでしょ。私がリードするの、好きでしょう? さっきの顔、忘れられないわ」

指先で彼の胸を軽く撫でながら、声を低くする。意地悪ではなく、ただ事実を確認するように。

「でも……いいのよ。私が色んなこと教えてあげるから。こんなおばさんの私を抱いてくれた……これだけ気持ちよくしてくれた……私、あなたに感謝してるのよ……熟女の味もたまにはいいでしょ」

彼が小さく頷くのを感じて、私は微笑んだ。胸に頰をすり寄せ、ゆっくりと息を吐く。

「外で全裸なんて、久しぶり。パパとここでやったときは、もっと夜だったけど……そのときは蚊がすごくて…やっぱり朝の方が悪くないわね。外でも私の全部、ばっちり見えてたでしょう? よくよく考えると恥ずかしいわね」

風がまた、火照った肩を撫でる。私は目を閉じ、彼の体温に身を委ねた。

「ねえ、卓也くん。あなたのこと……好きでも嫌いでもないわ……でも私の中で一つはっきり断言できるのは……私、あなたとのこういう時間、嫌いじゃない。あなたって優しいし、素直だし。それにMなところも、可愛いし」

指で彼の乳首を、そっと円を描くように撫でる。S気のある余裕を、甘さに包んで。

「次は、もっと違うこといっぱいしてみる? それとも……今日は、このまま抱き合ってるだけでもいいわ。風が気持ちいいし。あなたも、疲れたでしょう?」

彼の胸に顔を埋めたまま、私は小さく笑った。解放感と、火照りの名残と、甘い会話が、朝のベランダに静かに溶けていった。






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