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パートタイマーの淫乱人妻・美香~主婦の仮面を脱ぐ午後
第10章 熟れた体~遊びのつもりよ(4)
私は微笑みを浮かべながら、心のどこかで、透明なガラスの箱の中に自分が閉じ込められているような感覚を覚えていた。外からはすべてが見え、中からは外が見えない。昨夜の、そして今朝の光の中で開かれていた自分の姿が、その箱の底に沈んでいる。
食事が終わり、男二人を近くの学研都市線の駅まで車で送った。朝の空気はすでに熱を含み、アスファルトの欠片が靴の裏で小さく砕ける音を立てた。
卓也が「また連絡する」と手を振り、渉くんが軽く会釈をする。二人の後ろ姿が、改札の向こうに消えていく。その背中は、昨夜の熱をまだどこかに引きずっているように、少しだけゆっくりと揺れていた。
駅から朱音の家へ彼女を送る道すがら、二人は車の中で語り合った。
「……見てたの、本当?」
私が小さく尋ねると、朱音は少しだけ首を傾げた。
「うん。声が聞こえてきて。ドア、半開きだったし」
私の羞恥が、再び胸の奥でふくらむ。それは、真夏の陽射しを浴びた白い壁が、夕方になってもまだ熱を放っているように、静かに、しかし確実に私の内側を温めていた。
「本当……恥ずかしい……知らないことって怖いわ」
「でも、美香さん、すごく綺麗だったよ。気持ちよさそうで」
朱音の声は、責め立てるものではなく、ただ事実を置くように静かだった。昨夜のぬちゃぬちゃという水音が、遠くの記憶の底から浮かび上がってくる。その音は、もう誰かの視線と混じり合い、私の中で別の色を帯び始めていた。
マンションの入り口で朱音は立ち止まった。
「じゃあ、明日……あっつ、そうか。明日、美香さん、お休みね」
「うん……火曜日ね」
朱音の後ろ姿が、マンションの中へと消えていく。朝の風が、私の髪を優しく撫でた。残された私の内側には、昨夜の熱と、見られていたことへの羞恥が、まだ小さな湖のように静かに波打っていた。
食事が終わり、男二人を近くの学研都市線の駅まで車で送った。朝の空気はすでに熱を含み、アスファルトの欠片が靴の裏で小さく砕ける音を立てた。
卓也が「また連絡する」と手を振り、渉くんが軽く会釈をする。二人の後ろ姿が、改札の向こうに消えていく。その背中は、昨夜の熱をまだどこかに引きずっているように、少しだけゆっくりと揺れていた。
駅から朱音の家へ彼女を送る道すがら、二人は車の中で語り合った。
「……見てたの、本当?」
私が小さく尋ねると、朱音は少しだけ首を傾げた。
「うん。声が聞こえてきて。ドア、半開きだったし」
私の羞恥が、再び胸の奥でふくらむ。それは、真夏の陽射しを浴びた白い壁が、夕方になってもまだ熱を放っているように、静かに、しかし確実に私の内側を温めていた。
「本当……恥ずかしい……知らないことって怖いわ」
「でも、美香さん、すごく綺麗だったよ。気持ちよさそうで」
朱音の声は、責め立てるものではなく、ただ事実を置くように静かだった。昨夜のぬちゃぬちゃという水音が、遠くの記憶の底から浮かび上がってくる。その音は、もう誰かの視線と混じり合い、私の中で別の色を帯び始めていた。
マンションの入り口で朱音は立ち止まった。
「じゃあ、明日……あっつ、そうか。明日、美香さん、お休みね」
「うん……火曜日ね」
朱音の後ろ姿が、マンションの中へと消えていく。朝の風が、私の髪を優しく撫でた。残された私の内側には、昨夜の熱と、見られていたことへの羞恥が、まだ小さな湖のように静かに波打っていた。

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