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パートタイマーの淫乱人妻・美香~主婦の仮面を脱ぐ午後
第4章 熟れた体~白衣を脱ぎ捨てて(薬局編)
「長女の大学受験が近づいてきて、私から別れを告げた。娘の人生を、自分の選択で汚したくなかった。それだけは、最後まで守りたかった。彼は何も言わなかった。ただ、静かに頷いただけだった。あれから、会ってもないし、連絡も取ってないわ」
彼は黙って聞いていた。私は彼の胸に頰をすり寄せ、続けた。
「朱音は、きっと全部を疑っている。岩村先生との関係を隠れ蓑にしながら、私のことを見ているのかもしれない。でも、本当のことは、誰にもわからない。あなたにだけは言ってもいいかなって思ったから、今夜、話したのよ」
私は小さく息を吸った。
「……一つだけ、言っておかないと気が済まないことがあるの」
彼の視線が私に向く。
「〇〇先生が退職した本当の理由は、店舗移動ではないの。私も、ただの不倫で終わらせたわけではなかった。あの二年間の終わり方には、もう少し複雑な事情があったの。朱音がどれだけ調べても、そこまでは辿り着けないと思う。彼女が集めている情報は断片的で、すべて表面的なものだから」
私の声が、わずかに遠のく。
「梅田で見かけられた朝も、歓迎会のあとに同時に消えた夜も、バーベキューの三十分も。全部、事実。でも、もっと深い訳があって、朱音でさえ想像できない理由があるの。私が〇〇先生を選んだのも、別れを選んだのも、ただの一時の情熱だけではなかったわ」
彼の腕が私の肩を静かに抱き直す。私はそれに身を預け、目を閉じた。
「いつか、話す日が来るかもしれない。でも、今夜はここまで。あなたが、私の今を見ていてくれるなら、それでいい」
少しの間が空いたあと、私は身を起こした。バッグから、一枚の折りたたまれた紙を取り出す。古い封筒から取り出されたような、角のすり切れた便箋だった。
「……これ、見て」
私はそれを彼の手に渡した。彼は黙って受け取り、薄暗い光の下で開く。
手紙には、私の文字で、〇〇先生との秘密の関係が綴られていた。そして、二人が遭遇したある事件についても、静かに記されている。日付も、場所も、具体的な内容も、ここでは明かさない。ただ、読み進める彼の表情が、徐々に硬くなっていくことだけは確かだった。
彼は黙って聞いていた。私は彼の胸に頰をすり寄せ、続けた。
「朱音は、きっと全部を疑っている。岩村先生との関係を隠れ蓑にしながら、私のことを見ているのかもしれない。でも、本当のことは、誰にもわからない。あなたにだけは言ってもいいかなって思ったから、今夜、話したのよ」
私は小さく息を吸った。
「……一つだけ、言っておかないと気が済まないことがあるの」
彼の視線が私に向く。
「〇〇先生が退職した本当の理由は、店舗移動ではないの。私も、ただの不倫で終わらせたわけではなかった。あの二年間の終わり方には、もう少し複雑な事情があったの。朱音がどれだけ調べても、そこまでは辿り着けないと思う。彼女が集めている情報は断片的で、すべて表面的なものだから」
私の声が、わずかに遠のく。
「梅田で見かけられた朝も、歓迎会のあとに同時に消えた夜も、バーベキューの三十分も。全部、事実。でも、もっと深い訳があって、朱音でさえ想像できない理由があるの。私が〇〇先生を選んだのも、別れを選んだのも、ただの一時の情熱だけではなかったわ」
彼の腕が私の肩を静かに抱き直す。私はそれに身を預け、目を閉じた。
「いつか、話す日が来るかもしれない。でも、今夜はここまで。あなたが、私の今を見ていてくれるなら、それでいい」
少しの間が空いたあと、私は身を起こした。バッグから、一枚の折りたたまれた紙を取り出す。古い封筒から取り出されたような、角のすり切れた便箋だった。
「……これ、見て」
私はそれを彼の手に渡した。彼は黙って受け取り、薄暗い光の下で開く。
手紙には、私の文字で、〇〇先生との秘密の関係が綴られていた。そして、二人が遭遇したある事件についても、静かに記されている。日付も、場所も、具体的な内容も、ここでは明かさない。ただ、読み進める彼の表情が、徐々に硬くなっていくことだけは確かだった。

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