この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
熟女人妻・美香―人妻薬剤師の禁断の処方箋―
第4章 疼く熟れる体。禁断の処方箋~同窓会
静寂が戻った部屋で、大量のローションと快感の痕跡に濡れたバスタオルが、シーツに濃い染みを作っている。名残惜しさを振り切るように彼の首に手を回し、「喉が渇いたわ。最後に出かけよう?」と囁いた。

ホテルの重い扉が閉まると、外の空気は驚くほど冷ややかに感じられた。つい先ほどまで肌を重ね、熱い雫を交わしていた部屋を振り返ると、そこがただの建物ではなく、二人だけの秘められた*思い出の聖域になったことを実感し、私はそ思わず微笑んでしまった。

「ねえ、久々にあのハイボールの美味しい店、行こうよ」

私の提案に、章くんは少し意外そうな、でもどこか安心したような顔で微笑んだ。

「いいね、久々だな。あそこのハイボール、本当に最高だよな」

歩き出す彼の数歩後ろを追いかけながら、私は胸の奥が締め付けられるような感覚に陥いった。

もう、しばらくは会えない。

その事実は、夜風よりも鋭く肌を刺した。しかし、私には私の、彼には彼の、守るべき別の人生があることを私は痛いほど理解している。

大川の流れに街の灯りが細長く伸び、揺れているのを眺めながら、どちらからともなく足を止めた。

「……わかってるよね、章くん」

私は彼の腕に深くしがみつき、その体温を確かめるように言葉を紡いでいく。

「お互いの人生を乱さないこと。家庭を壊さないこと。これが、最初で最後のわがまま」

章くんは私の視線を真っ向から受け止め、静かに、しかし決然と頷く。

「ああ、約束する。これ一回きりの関係で済まそう。君の日常を壊すようなことは、決してしない」

その言葉は、残酷な拒絶ではなく、私たち二人が今の生活を維持しながら、この一夜の純度を保つための背徳の誓約だった。その確信を得たことで、私の心に宿っていた不安は、心地よい諦念へと変わっていった。

「よかった……私、安心したわ」

私は彼にさらに強く抱きつき、離したくないという本能を押し殺して、彼の腕に自分の腕を絡ませた。二人の影は大川沿いの道に長く伸び、溶け合うように重なっていく。私たちは再び歩き出し、大阪の深い夜の帳の中へ、誰にも知られることのない物語を秘めたまま消えていった。

この時に交わした静かな、けれど重い約束は、その後も今日に至るまで、二人の間で大切に守り続けられている。
/88ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ