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真夏の熟果-裂けて堕ちたザクロの緋い実
第4章 輪姦体験
殴る蹴るの暴行を受けて、

強姦されたという話も聞いたことがあった。


それに比べれば…。

私が抵抗しなかったということもあるけど、

彼らにもそういう意思はなかったように思えた。


「俺達、この後、アルバイトなんですよ。だから、これ以上は、無理なんだ。奥さん、LINE、交換しようぜ」


櫻井と名乗った男が言った。


「ごめんなさい。スマートフォン、テントの中なのよ」


私が言うと、


「じゃあ、戻ろうぜ」


と、鈴木と名乗った男が話した。

娘の凜花は、どうしているだろう…。

まさか、テントでお昼寝とか…。

1時間以上が経っている。


「一緒に来た友人が、私を探しているかもしれない」


私は彼らに告げた。


「友人?」


櫻井と名乗った男が微かに、首を捻った。


「だから、テントが大きかったのか」


鈴木と名乗った男が言った。

櫻井と名乗った男も思い出したのか、頷いた。


「警察とかに連絡していたら困るわ」


私が言うと、顔を顰めた二人。

実際、娘の凜花が、

ないとは思うけど呼ぶ可能性はゼロではなかった。

なんと言っても、時間が経ち過ぎていた。

それは、二人もわかっている様子だった。


「だから、私が一人で戻るわ。貴方達は、あの突堤の辺りで待っていて。友人がいたら、友人に話をしてから、向かうし、友人がいなかったら、そのままテントを畳んで向かうわ」


私が話すと、


「そうだな。あの突堤からなら、テントの辺りは見通せるし、奥さん、逃げようとか思うなよ。そんなことをしたら、この動画、ネットにアップするからな」


と、櫻井と名乗った男が脅し文句を言った。

でも、脅し文句はありふれたものだし、

思い出しながら言っているような感じだった。


「わかっているわ。アバンチュールなのよ」


敢えて、私は明るく言った。

実際、徐々に、

アバンチュールという気分になっていたわ。

私がビキニスタイルの水着を戻して、海に入ると、

二人も、泳ぎ始め、


「突堤で待っているぜ」


櫻井と名乗った男が言うと、泳いでいった。

私もその後ろを泳ぎ、

手前で、テントのある海水浴場の方へ向きを

変えて泳いでいった。

沖の方でも平気で横切って行く、二人の姿が見えた。
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