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真夏の熟果-裂けて堕ちたザクロの緋い実
第5章 まさかの
降りる私たちと、昇るカップルが
スロープの踊り場ですれ違った。
なぜか、笑うカップル。
不快そうな櫻井翔太。
舌打ちした鈴木壮太。
スロープの下に降りるまでに、
女性の声で、
「なにあれ?オバサンと学生二人って?」
と、聞こえてきた。
それに答える男性の声は聞こえなかった。
続いて、女性の声で、
「シンママと息子って感じ?」
と、言う声が聞こえた。
また、男性の声は聞こえない。
「家族でトライアスロンの練習中って?」
聞こえるのは女性の声ばかりで、
「いい年して乳離れできない男って無理」
と、聞こえてきた。
可愛らしい顔して話す内容は結構な内容だった。
完全に私達は親子だと決め付けている感じ。
確かに、41歳の私と、二十歳前後に二人。
親子でもおかしくはない…。
「見た?あのオバサン、ムチムチのカラダ。トライスーツを着ているから見られるけど、脱いだら、だらしないカラダしてるよ、絶対」
と、言って笑う女性の声が響いた。
「なんかムカつくな」
ボソッと櫻井翔太が言った。
何も言わない鈴木壮太。ただ、顔が…。
落ち着こういう感じで、
『い・ろ・は・す』を飲む二人。
上から、会話の続きが聞こえた。
「こんなところで?」
やはり女性の声しか聞こえない。
男性の声は届きにくいのかもしれなかった。
「ダメよ。だれか来たら…」
明らかに、私たちは立ち去った前提の様子。
でも、実際は、
スロープを下りて、彼らの真下にいた私達。
「おいおい、ここでやる気かよ」
櫻井翔太が先ほどまで、
言っていたことを否定するかのような発言を…。
「ダメ。そんなところに…」
女性の声がまた聞こえた。
「位置は、展望台のベンチだ」
鈴木壮太が小さな声で言った。
「さっきの連中だって、俺達が来なければ、ここでやっていたぜ」
男性の声が聞こえた。
「え?それって近親相姦?」
女性の声が聞こえた。
「でなければ、親子で、こんなところ来るかよ」
男性が答えていた。
「これは、期待に応えないとな」
櫻井翔太が鈴木壮太に言った。
「フッ」
鈴木壮太が笑った。
スロープの踊り場ですれ違った。
なぜか、笑うカップル。
不快そうな櫻井翔太。
舌打ちした鈴木壮太。
スロープの下に降りるまでに、
女性の声で、
「なにあれ?オバサンと学生二人って?」
と、聞こえてきた。
それに答える男性の声は聞こえなかった。
続いて、女性の声で、
「シンママと息子って感じ?」
と、言う声が聞こえた。
また、男性の声は聞こえない。
「家族でトライアスロンの練習中って?」
聞こえるのは女性の声ばかりで、
「いい年して乳離れできない男って無理」
と、聞こえてきた。
可愛らしい顔して話す内容は結構な内容だった。
完全に私達は親子だと決め付けている感じ。
確かに、41歳の私と、二十歳前後に二人。
親子でもおかしくはない…。
「見た?あのオバサン、ムチムチのカラダ。トライスーツを着ているから見られるけど、脱いだら、だらしないカラダしてるよ、絶対」
と、言って笑う女性の声が響いた。
「なんかムカつくな」
ボソッと櫻井翔太が言った。
何も言わない鈴木壮太。ただ、顔が…。
落ち着こういう感じで、
『い・ろ・は・す』を飲む二人。
上から、会話の続きが聞こえた。
「こんなところで?」
やはり女性の声しか聞こえない。
男性の声は届きにくいのかもしれなかった。
「ダメよ。だれか来たら…」
明らかに、私たちは立ち去った前提の様子。
でも、実際は、
スロープを下りて、彼らの真下にいた私達。
「おいおい、ここでやる気かよ」
櫻井翔太が先ほどまで、
言っていたことを否定するかのような発言を…。
「ダメ。そんなところに…」
女性の声がまた聞こえた。
「位置は、展望台のベンチだ」
鈴木壮太が小さな声で言った。
「さっきの連中だって、俺達が来なければ、ここでやっていたぜ」
男性の声が聞こえた。
「え?それって近親相姦?」
女性の声が聞こえた。
「でなければ、親子で、こんなところ来るかよ」
男性が答えていた。
「これは、期待に応えないとな」
櫻井翔太が鈴木壮太に言った。
「フッ」
鈴木壮太が笑った。

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