この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
真夏の熟果-裂けて堕ちたザクロの緋い実
第5章 まさかの
降りる私たちと、昇るカップルが

スロープの踊り場ですれ違った。


なぜか、笑うカップル。


不快そうな櫻井翔太。

舌打ちした鈴木壮太。


スロープの下に降りるまでに、


女性の声で、


「なにあれ?オバサンと学生二人って?」


と、聞こえてきた。

それに答える男性の声は聞こえなかった。

続いて、女性の声で、


「シンママと息子って感じ?」


と、言う声が聞こえた。

また、男性の声は聞こえない。


「家族でトライアスロンの練習中って?」


聞こえるのは女性の声ばかりで、


「いい年して乳離れできない男って無理」


と、聞こえてきた。

可愛らしい顔して話す内容は結構な内容だった。

完全に私達は親子だと決め付けている感じ。

確かに、41歳の私と、二十歳前後に二人。

親子でもおかしくはない…。


「見た?あのオバサン、ムチムチのカラダ。トライスーツを着ているから見られるけど、脱いだら、だらしないカラダしてるよ、絶対」


と、言って笑う女性の声が響いた。


「なんかムカつくな」


ボソッと櫻井翔太が言った。

何も言わない鈴木壮太。ただ、顔が…。


落ち着こういう感じで、

『い・ろ・は・す』を飲む二人。


上から、会話の続きが聞こえた。


「こんなところで?」


やはり女性の声しか聞こえない。

男性の声は届きにくいのかもしれなかった。


「ダメよ。だれか来たら…」


明らかに、私たちは立ち去った前提の様子。

でも、実際は、

スロープを下りて、彼らの真下にいた私達。


「おいおい、ここでやる気かよ」


櫻井翔太が先ほどまで、

言っていたことを否定するかのような発言を…。


「ダメ。そんなところに…」


女性の声がまた聞こえた。


「位置は、展望台のベンチだ」


鈴木壮太が小さな声で言った。


「さっきの連中だって、俺達が来なければ、ここでやっていたぜ」


男性の声が聞こえた。


「え?それって近親相姦?」


女性の声が聞こえた。


「でなければ、親子で、こんなところ来るかよ」


男性が答えていた。


「これは、期待に応えないとな」


櫻井翔太が鈴木壮太に言った。


「フッ」


鈴木壮太が笑った。
/149ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ