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真夏の熟果-裂けて堕ちたザクロの緋い実
第2章 海水浴場
男に十年ぶりに弄られる刺激。

気が付いたら、

櫻井と名乗った男の舌を拒絶することもなく、

私も櫻井と名乗った男の舌に

私の舌を絡ませていた。

鈴木と名乗った男が乳房を

ビキニトップの脇から

人差し指と小指で乳房を挟み、

人差し指と中指で、

ビキニトップの上から

乳首を挟むようにして

刺激を加えてきて、

その刺激に感じてしまっていた。

このままではいけない。

感じてはいけない。

頭ではわかっていた。

夫の顔が頭をよぎった。

今頃、会社の事務所で商談を

しているであろう夫の様子が頭をかすめた。

こんなのはダメ。わかっていても、

カラダは反応していた。

乳首は痛いほど硬くなって、感度が高まり、

鈴木と名乗った男の指の刺激に

敏感に反応していた。

鈴木と名乗った男の愛撫は若さに

似合わず巧みだった。

ブラトップの布地の上からとはいえ、

指で挟んだり、弾いたり、

櫻井と名乗った男が舌を絡めているからこそ、

声が漏れないだけで、

もし、そんな状況でなかったら、

声が漏れて、

感じていることを

鈴木と名乗った男に気づかれていたはず。

このままではいけない、

抵抗しないといけない…。

頭でわかっていても、カラダが動かない。

長い時間だと思った。

でも、実際には1分も経ってはいなかった。

私は身体を捻って抱きかかえていた

櫻井と名乗った男を振り切ろうとした。

振り切ってどうなるものでもない。

でも、このまま受け入れるわけには

いかないと必死に身体を動かした。

しかし、振り切ろうと力を入れたはずだったが、

櫻井と名乗った男の腕の力は強く、

振り切るつもりだった動きは、

単に藻掻いているだけでしかなかった。

鈴木と名乗った男が、


「奥さん、無駄な抵抗だよ。降参して気持ち良くなりなよ」


と、私の顔を見て嗤った。
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