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『帰り花の夜に』~義母の静謐なる背徳
第5章 義息~超えてはいけない境界線(4)
ネチャネチ、ジュルジュル……と、割れ目から途切れることなく愛液の音が聞こえてくる。最初はあった羞恥が消え、次第に心地よく耳に慣れ、高揚感をあおる。熟女の蜜が、亮介の顎を伝って滴り落ちる。

おもむろに舌先が割れ目から抜けた。痺れたように、あそこ全体に快楽の余韻が残る。ぬるりとした感触が、まだ内側に残っている。

亮介が体勢を変えて私たちは相互愛撫の形になった。

「ぎゅっと強く握ってください」

「うん……わかった」

私のヌレヌレに愛液のあふれた三口全体に、亮介が覆いかぶさるように吸いつく。私はクリ舐めでいかせて、と彼に言ったことがある。それを知っている亮介は愛撫の終わりには本格的にクリを責める体勢になる。

かまえる間もなく、彼の唇が大きく開いてオマンコ全体に何度も吸いつく。チュバリッ、と大きな吸引音が部屋に響く。やわらかくてぬるい舌の感触が肉芽を軽く上下に動かし、ふたたび下半身が痺れ熔ける感覚に包まれた。熱い息が、敏感な粘膜に直接かかる。

目を閉じて亮介のカチカチになったおちんぽを強く握っていると、胸のあたりにポタポタと半透明の液が垂れてくる。滴って玉になったガマン汁を、乳房のうえにうっすらと手のひらで伸ばす。生温かい男の匂いが、私の胸の上で濃く香って蒸発していく。熟れた乳首が、その熱に反応して硬く尖る。

「クリ舐めて……もっと舐めて……イカせてっ……クリに激しくキツクしてっ……お願い」

やわらかにクリをさすっていた舌先が尖り、左右に細かく弾き始める。チュパチュパ、ジュルッ……。水音が激しさを増す。

「わかった」
舌を動かしながらくぐもった亮介の声が聞こえる。

「おいしい? 私のおまんこ、おいしい?」

「……」

返事がない代わりに、激しい舌の動きで「おいしい」と無言の返答が来る。お返しのように、止めようもなく愛液がたくさん私の中からジトジトと溢れてくる。熟れた蜜が、亮介の口の中に流れ込んだ。

視界に入らない蜜口の上に茂る陰毛の向こうで、クチュクチュ・チュバチュバといやらしい粘液音が大きくなってきた。亮介の鼻の穴に私の愛液がいっぱいに詰まり、息ができず、パクパクと口呼吸している。けれど息をするときも、クリトリスへの愛撫はとまらない。舌は動き続ける。熱い、湿った、執拗な舌が蠢いている。
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