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第7章 M Lesson 教養S

「告知…？」

私の反覆に、ハナブサは小さく頷いて

「はい…潮を吹かせたい主旨をあらかじめ女性に告知します…先ほども申しましたが、レッスンでスクールからは強制的には致しません…でも、稀に必要に応じて経験した方が良い場合は、実践する場合もございます」

「へぇ…結構したがるけどな〜」

そう言うハヤトのご指名の生徒さんは、マニアックな人が多そうな気がする。

「一例としまして…」

突然ハナブサは眼鏡を外し、前髪を掻き上げた…
声のトーンが上がり

「潮吹きは尿とは違い最高に気持ちがいいものなんだ、恥ずかしい事ではないよ…ナツちゃんを気持ちよくさせてあげたいし、彼もきっとも興奮すると思うョ…」

和風な顔立ちが、ニッコリ微笑んだ！
…と、思ったら…

「みたいな感じで…自然に言います」

直ぐに眼鏡を掛けて、真顔に戻った。

「なんだ…今の…」

流石のハヤトも、回していたタッチペンをポロリと落とす。

「自然に…？」

不自然じゃない？

「頑張って吹きます！！」

名前を使われたナツは、瞳を輝かせている。