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ほしいままに
第24章 光
後藤支店長とのセックスは、私の心を幸せに導いてくれるものだった。
支店長の肩に落ちた涙が、私を現在へ引き戻した。
後藤支店長に向かって手を伸ばしたとき、何も言葉で伝えることはできなかった。けど、支店長は私の無言の叫びを受け止めて、今、こうして私を背負って階段を駆け下りている。
一階の非常階段の鉄扉が押し開かれ、病院の廊下の窓からの日差しが、私の頬に触れた。
私の涙が、階段を降りる振動で揺れる支店長のジャケットの肩を、温かく濡らす。
私はもう、あの闇には戻りたくない。
支店長が切り開いてくれた、この道を進みたい。

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