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ほしいままに
第7章 僕はあの時のことを忘れてしまいたい(香宗我部優)✩
そのあと、僕はどうやってそのマンションを出て車に乗り込んだか覚えていない。

無我夢中で車を走らせてスーパーの駐車場の屋上に停めると、僕はスマホの動画を開いた。

くそ…東条光琉の奴。俺が好きだった女の子と、こんなに楽しそうにセックスしやがって。
お前は嫌がる彼女に無理やり行為を強要するはずじゃなかったのか…。

頭の中で毒ついて、その思考を振り捨てるように僕は首を振った。

確かに当初、僕は、森川澪奈がむりやり強要されるのを望んで東条光琉を紹介した。
でもそれが間違いだったと気づいて止めようとしたんだ。

なのに…森川澪奈があんなに気持ちよさそうに東条光琉とセックスするなんて。

そのうえ、「東条さんみたいなお客様、たくさん紹介していただけませんか」って、どういうことなんだ。

森川澪奈、お前は客に体を差し出して賃貸契約を取るつもりなのか。

にわかには信じられない。まさか、そんな提案をするなんて。
でも、その申し出に、東条光琉はこう答えた。

「澪奈ちゃんて、面白いね。もちろん、いいよ。いくらでも紹介できる野郎を知ってるから」



東条光琉と森川澪奈を引き合わせた激しい後悔が、刃のように胸を割いた。

なのにその後悔とは裏腹に、動画に映った森川澪奈の激しく乱れる姿に、情けないくらいに僕の体は興奮していた。


後部座席で人目を避けるように前かがみになり、小さく映し出された裸の森川澪奈が陰部から潮をこぼすのを見てしごいた。

泣きそうな気持ちと、たまらない絶頂感に烈しく揺さぶられて荒い息をしながら、ティッシュを受け皿にして精液を受け止めた。



~第7章 僕はあの時のことを忘れてしまいたい 終~
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