この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ほしいままに
第9章 僕は真実をねじ曲げたい(香宗我部優)
「ちょっと、待ってよ澪奈ちゃん」
東条光琉が半笑いの表情で、森川澪奈を引き留めたが、彼女はまた深く一礼して振り返ると、駅に向かって走っていった。
「まあ、勤務時間中にホテルにいたの同期にばれたら、合わせる顔もないよな」
東条光琉は気まずそうな顔をわざとらしく作って、頬をかく。
「今日はまた、お客を紹介してほしいって相談されてたんだよ」
東条光琉は続けた。
「お前、彼女に紹介してるのか・・・あいつらを」
あいつら───。
それだけで東条光琉は誰を指しているのか分かったようだった。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


