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白衣を脱いだら~熟れた蜜の囁き
第4章 出会い(4)
スカートの裾から覗く閉じ合わされた両膝のあたりに、自分の頬をそっと擦り付けた。右手で脛を撫でていく。薄い艶やかな光沢を帯びたストッキングのナイロン生地が、頬と指先に滑らかな感触を伝えてくる。ほのかに香る女の体臭が、夜の空気に混じって僕を酔わせた。

「ああっ、なんて、気持ちいい感触なんだっ…」

片方の足首を優しく引き寄せ、足の裏を顔に乗せた。

「あああ…こんなこと、また…されたかったの」

美香は目を閉じ、頭をのけ反らせた。足の裏は湿り気もなく、さらさらとして暖かかった。舌先を這わせ、形良い足指の間に鼻を割り込ませる。匂いは濃くなく、むしろ無臭に近い。清潔で、穏やかな肌の香りだけが残っていた。

「こんなことするの初めて?匂わないかしら?」

「はい、初めてです。それに匂いもないです。」

赤いネイルを施したく爪先を包む三日月型の補強部分の形が、昭吾の心を捉えた。愛くるしいその爪先を、口の中へと優しく頬張る。五本の指が収まり、小さく震える爪先に唾液を塗りながら、指の股に舌を差し入れていく。初めての感触に、身体の奥が静かに熱を帯びていった。

「ああ、爪先は汚いわよ。」

「美香さんに汚いところなんないですよ」

「あああ、あっつ、変な気持ち・・久しぶりだわ」

美香の脚と身体が、くすぐったさとも快感ともつかぬ震えを見せた。淫靡な喘ぎが、夜の静寂に溶けていく。彼女の男性遍歴を、僕は以前聞いたことがあった。十数人の男と交わりを重ねてきたという。けれど足先を愛撫されるのは、かつて語られた不倫の相手だけだったという。その事実が、今のこの瞬間に、静かな重みを与えていた。

両足の裏と指の味と匂いを、丁寧に堪能し終えると、昭吾は美香の手を握ってそっと引いた。

「美香さん、僕の顔、跨いで」

足への愛撫で、美香の身体にも熱が宿り始めていたのだろう。何も言わずに腰を浮かせ、昭吾の顔の上に股間を近づけた。ストッキングに包まれた内腿とお尻が、ムッチリとした量感で迫ってくる。センターシームの線が、はっきりと浮かび上がっていた。

「嫌だ、恥ずかしいわ、こんな格好させて」

その「嫌」は、本当の拒絶ではなかった。震える声の奥に、激しい羞恥と、それゆえの高まりが混じっているのが昭吾にはわかった。ストッキングにノーパンという大胆な格好をさせられることで美香の内側が揺れ動いている。


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