この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • 小
  • 中
  • 大
  • テキストサイズ
白衣を脱いだら~熟れた蜜の囁き
第4章 出会い(4)
車は深北緑地公園の駐車場のゲートを静かに抜けた。夜の空気が車内にわずかに流れ込み、木々の気配を運んでくる。

「子供の頃、よくここでBBQしてました。」

昭吾の言葉に、美香は窓の外を眺めながら穏やかに頷いた。

「私は愛犬を連れて、最近良くドッグランでここに来るわ」

「家から結構、遠いでしょう。どうしてわざわざここへ?」

美香の唇が、ほんの少しだけ弧を描いた。

「昔、愛してた人とよくここに来てたから。彼は車の中で私をたくさん愛してくれたの。」

車は公園を跨ぐ橋の下に停まった。駐車場には数台の車が点在していたが、入り口からこれほど離れて、橋の陰に身を潜めるように佇むのはこの一台だけだった。

「ここね、ゲートからも遠いし、橋の下だから橋を通る車からも見られないの。」

街灯らしいものはなく、夜の帳が下りれば、ここは深い闇に包まれる。その暗さの中で、二人の吐息だけが白い靄となって漂うだろう。カーセックスには、まるで自然が用意した聖域のような場所だった。

美香は車を降り、後部座席に身を移した。スカートの裾がわずかに揺れる。

「昭吾くん、こっちにきて。」

昭吾も後を追うように後部座席へ滑り込む。隣に座った瞬間、美香の身体から漂う柔軟剤の香りが、夜の空気に溶けて彼の胸に触れた。柔らかく、清潔で、どこか懐かしい匂いだった。

「昭吾くん、キスして。」

美香は小さく「ウーっ」と唇を突き出した。鳥がついばむように、軽く、そっと。唇と唇が触れ合うだけの、儚い感触。それだけで、長いあいだ抑え込んでいた想いが、堰を切ったように溢れ出した。

昭吾は美香の顔を両手で優しく挟み、唇を深く押し当てた。舌を絡めたい衝動に駆られ、歯の隙間から舌先を差し入れようとしたが、美香の口はそれを拒むように、柔らかく閉じたままだった。

「昭吾くん、ディープキスはもう少し先ね。ねえ、つま先を舐めて欲しいの?いいかしら。」

ディープキスを大切に思う彼女の心を、僕は静かに受け止めた。頷くと、美香はパンプスを脱ぎ、窓に身を預けて後部座席に仰臥した。両脚を投げ出し、艶めかしさを漂わせる足の裏が昭吾の太ももに触れる。温かく、さらりとした感触が伝わってきた。
/62ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ