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白衣を脱いだら~熟れた蜜の囁き
第4章 出会い(4)
車は深北緑地公園の駐車場のゲートを静かに抜けた。夜の空気が車内にわずかに流れ込み、木々の気配を運んでくる。
「子供の頃、よくここでBBQしてました。」
昭吾の言葉に、美香は窓の外を眺めながら穏やかに頷いた。
「私は愛犬を連れて、最近良くドッグランでここに来るわ」
「家から結構、遠いでしょう。どうしてわざわざここへ?」
美香の唇が、ほんの少しだけ弧を描いた。
「昔、愛してた人とよくここに来てたから。彼は車の中で私をたくさん愛してくれたの。」
車は公園を跨ぐ橋の下に停まった。駐車場には数台の車が点在していたが、入り口からこれほど離れて、橋の陰に身を潜めるように佇むのはこの一台だけだった。
「ここね、ゲートからも遠いし、橋の下だから橋を通る車からも見られないの。」
街灯らしいものはなく、夜の帳が下りれば、ここは深い闇に包まれる。その暗さの中で、二人の吐息だけが白い靄となって漂うだろう。カーセックスには、まるで自然が用意した聖域のような場所だった。
美香は車を降り、後部座席に身を移した。スカートの裾がわずかに揺れる。
「昭吾くん、こっちにきて。」
昭吾も後を追うように後部座席へ滑り込む。隣に座った瞬間、美香の身体から漂う柔軟剤の香りが、夜の空気に溶けて彼の胸に触れた。柔らかく、清潔で、どこか懐かしい匂いだった。
「昭吾くん、キスして。」
美香は小さく「ウーっ」と唇を突き出した。鳥がついばむように、軽く、そっと。唇と唇が触れ合うだけの、儚い感触。それだけで、長いあいだ抑え込んでいた想いが、堰を切ったように溢れ出した。
昭吾は美香の顔を両手で優しく挟み、唇を深く押し当てた。舌を絡めたい衝動に駆られ、歯の隙間から舌先を差し入れようとしたが、美香の口はそれを拒むように、柔らかく閉じたままだった。
「昭吾くん、ディープキスはもう少し先ね。ねえ、つま先を舐めて欲しいの?いいかしら。」
ディープキスを大切に思う彼女の心を、僕は静かに受け止めた。頷くと、美香はパンプスを脱ぎ、窓に身を預けて後部座席に仰臥した。両脚を投げ出し、艶めかしさを漂わせる足の裏が昭吾の太ももに触れる。温かく、さらりとした感触が伝わってきた。
「子供の頃、よくここでBBQしてました。」
昭吾の言葉に、美香は窓の外を眺めながら穏やかに頷いた。
「私は愛犬を連れて、最近良くドッグランでここに来るわ」
「家から結構、遠いでしょう。どうしてわざわざここへ?」
美香の唇が、ほんの少しだけ弧を描いた。
「昔、愛してた人とよくここに来てたから。彼は車の中で私をたくさん愛してくれたの。」
車は公園を跨ぐ橋の下に停まった。駐車場には数台の車が点在していたが、入り口からこれほど離れて、橋の陰に身を潜めるように佇むのはこの一台だけだった。
「ここね、ゲートからも遠いし、橋の下だから橋を通る車からも見られないの。」
街灯らしいものはなく、夜の帳が下りれば、ここは深い闇に包まれる。その暗さの中で、二人の吐息だけが白い靄となって漂うだろう。カーセックスには、まるで自然が用意した聖域のような場所だった。
美香は車を降り、後部座席に身を移した。スカートの裾がわずかに揺れる。
「昭吾くん、こっちにきて。」
昭吾も後を追うように後部座席へ滑り込む。隣に座った瞬間、美香の身体から漂う柔軟剤の香りが、夜の空気に溶けて彼の胸に触れた。柔らかく、清潔で、どこか懐かしい匂いだった。
「昭吾くん、キスして。」
美香は小さく「ウーっ」と唇を突き出した。鳥がついばむように、軽く、そっと。唇と唇が触れ合うだけの、儚い感触。それだけで、長いあいだ抑え込んでいた想いが、堰を切ったように溢れ出した。
昭吾は美香の顔を両手で優しく挟み、唇を深く押し当てた。舌を絡めたい衝動に駆られ、歯の隙間から舌先を差し入れようとしたが、美香の口はそれを拒むように、柔らかく閉じたままだった。
「昭吾くん、ディープキスはもう少し先ね。ねえ、つま先を舐めて欲しいの?いいかしら。」
ディープキスを大切に思う彼女の心を、僕は静かに受け止めた。頷くと、美香はパンプスを脱ぎ、窓に身を預けて後部座席に仰臥した。両脚を投げ出し、艶めかしさを漂わせる足の裏が昭吾の太ももに触れる。温かく、さらりとした感触が伝わってきた。

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