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不倫王の憂鬱
第3章 仕事先の性奴達
次に会うひと月の間に彼らはメールや電話でお互いを深めていった。

彼女の弱い部分を掘り起こし彼は恋愛上の優位性を持ちえる。

しかし、仕事の話をする時は彼は普通に目線を合わせているし幸美もそんな彼の気持ちが痛く理解できていたので心地良かった。

毎日のようにメールや電話でお互いのディスタンスを埋めていくと不思議に仕事上である事を忘れる時がある。

幸美も不倫王たる彼には真正面から付き合いたいと思っており、彼も幸美を九州ハニーとして長い人生を関わっていきたいと感じていた。
 
 2回目の逢瀬で、二人は肉体的な関係を持つ。

福岡空港に迎えにきた幸美は彼の命令通り下着は着けていない。

”こいつ可愛いな・・・”

彼は自分の性奴を可愛いと思うことはたまにしかないのだが、幸美の雰囲気は性愛奴といった方が良いかもしれない。


彼が泊まったヒルトンホテルの部屋には3泊のうち3日3晩彼の背中を流し続ける幸美がいた。

 二人は堰を切ったかのようにお互いを貪った。

 初日から一緒に浴槽に入り、長い時間を湯に浸かり他愛もない会話をした。

その間、彼は幸美のプラットホームを触り続けた。

幸美は普段の商談では出さないような嬌声を上げながらも会話をし続けようとする。

そんな健気さがまた彼の征服欲を掻き立てる。

幸美も彼に絶大な信頼を置き、征服されることを望む性愛奴として生きていく決心をしていた。

幸美がポロっと言う・・・。

「私が惚れるのは大抵奥さんのいる人なの・・・。そういう性分みたい。辛い事も悪い事も理解してる。でもそれでも好きになるの。いつかはダーリンに捨てられてしまうことも覚悟しているわ。」

悲しいまでの女の性・・・

不倫王はこういう女の性を満たしていく事で幸せ感を与えていく事を使命としている。

幸美を幸せにしていく。
泣かせたくない。
そう思う彼の中に天使と悪魔の存在がある事にも彼は気づいており、また幸美も感じていたのだった。
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