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第3章 仕事先の性奴達

「酒本さん、彼氏との結婚はいつ頃？」

「いないですよ」と答える。
こういう女は彼氏がいても浮気OKの子。

本当にいないなら尚更OKかといえばそうではない。

不倫王である彼にとってはどちらかといえば厄介だ。

しかし彼女はいるのにいないと言い切った。

”いただきだ・・・。”

彼にとっては操りやすい女であることが即判明。

彼女とのホットラインを確保するために初日～２，３回は電話とメールだけの関係を築いておいた。

彼女はその後も忙しいさなかもこまめに返信してくる。

”かかった”

彼はご馳走を前にした子供のようにベッドの中の彼女を想像した。

しかもＳＭ調教をしている姿も想像できていた。

彼は秋葉原にある大人のおもちゃ屋に玩具を購入しに向かっていた。