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私なりの復讐
第7章 第七章  浮遊
キリで開けられた身体の穴はかれこれ20以上になった頃か・・・。

おぞましい蛭も体長20cm以上にほぼなってきて満腹なのか・・・。

キリを持ちかえ・・・次は釘とハンマーが用意された。

背中に釘を刺していく。

5寸釘よりも少し小さいくらいか・・・。

それを針治療のように指3本で刺していく。

あいつは絶叫している。

当たり前だ。

誰でも痛いだろう。

背中に20本ほど刺した釘はユラユラと揺れている。

差し詰め背むし男のようだ。
その釘めがけて小さなハンマーを・・・。

「ぎゃはははは!趣、趣!」

楽しいと言っているようだ。

その男は闇雲にあいつの背中をハンマーで打つものだからあいつはたまったものではないだろう。

チンカン、カン、ドス、ドス、チンチン、カンドス・・・。

釘に当たったり軽く接触だけしたり、空振りして肉を叩いたり・・・いや、骨か・・・。

高速のモグラ叩きを見ているような錯覚さえ覚える。

ドスドス、チンカン、カン、ドス、ドス、チンチン、カンドス・・・。

あいつの絶叫は果てなく続く。
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