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私なりの復讐
第7章 第七章  浮遊
彼ら?は反応のない状況を見抜き次の策を打ってきた。

また水槽・・・。

その中には・・・ニョロニョロした黒い長細い生き物・・・。


その水槽に頭を入れされた・・・。

その生物はあいつの顔面や薄毛の頭部に引っ張られるように寄っていく。

私にはすぐに何であるか理解出来た。

それらは・・・蛭(ヒル)だ・・・。

蛭は頭部から顔にかけて吸い付き蛭自体の腹部を段々と腫れさせていく。

そう、血を吸わせているのだ。

あいつの両親に行ったやり方とは違い、時間をかけてゆっくりと・・・。


あいつの意識を飛ばす考えなのだろう。

みるみる太る蛭は私からあいつが吸い取った財をまた帰還させてくれているかのようだ。

満足だ!
あまりにも満足。

至福だった。

あいつに詰め寄る人影。

その人が持つ物・・・。

キリだった・・・。

脇腹に一刺し・・・。
右太腿上部に一刺し・・・。
左太腿上部に一刺し・・・。

「ぎゃー!」

またあいつの断末魔が聞ける。

「ぎゃ~!!ぐあ~~~!!」

身体のあちらこちらに一刺しをキリで開けていく。

その度にポタポタと血液は出るのだが・・・。

顔中を埋め尽くしていた蛭が何匹か移動する。

吸血ヒルは古来より薬として使われており、皮膚移植の治癒や血行の回復などの『治療器具』として米国では、2004年に販売承認された。最近では、吸血ヒルの治療法が、膝関節炎の症状を和らげるのに有効であることが判明、ヒルの唾液に含まれる成分が、通常の鎮痛用の塗り薬より、長い間効果が持続し、痛みを取り除く効果があるらしく・・・。

しかしこの仕打ちは完全に治療では無い。

あくまでも体内からの血抜きである。

血を抜く行為はきれいな死体を作製する絶対の方法だ。

しかし、この場合はそれさえも値しない・・・。


あくまでも証拠消しか何かの一環であろう。
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