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*妄想社長に振り回されて*
第9章 香菜さんと私
「今でもコーヒー飲み過ぎてないだろうな?」

「あら、あの時がぶがぶ飲んでたのは雅也のコーヒーが美味しかったからよ?結婚したらぴたっとやめれたんだから」

……うん、香菜さんは仕方ないとして。
雅也さん、あんたデリカシーなさすぎ!
今の彼女放置するとかありえないんですけど!

でもだからと言って態度に出せるほど子どもでもなく、かと言って何でもないように振る舞えるほど大人でもない。

私は小さくため息をつくと、コーヒーには手をつけず配送する荷物を持って外へ出た。

「もうすぐ桜かなぁ」

マンションの近くの公園を見ると桜の木が並んでいる。
毎年この桜を見ると心が和んだ。

そう言えばあそこで好きって言われたんだよね。
そんなに前のことじゃないはずなのに、何だか随分前のことみたいに感じる。

本当に香菜さんはストーカーにあってるのかなぁ。

疑いたくはないけれどどうしてもその気持ちは拭えなかった。

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