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*妄想社長に振り回されて*
第10章 桜井くんと由梨ちゃん
「…は、ぁ……っ、陸斗さ…」
ヤバイヤバイ。
鎮まれ俺の下半身!
火照った体を横たえながら、由梨ちゃんが俺を見上げてくる。
今日はしない、そう宣言したし由梨ちゃんも恐がらせたくない。
だけどそう思えば思うほど俺の熱くなってしまった塊は固さを増す一方だった。
「しても……いいですよ?」
「ゆ、由梨ちゃん……?」
「そりゃあこれからいつでもできますけど、やっぱり早く陸斗さんと繋がりたいし…」
はにかむその顔に俺は一発KO状態だった。
抜かなきゃ治まらない、そんなところだ。
そして許しを得た俺は由梨ちゃんの頬に手のひらを当てた。
ちゃんと最初から雰囲気を作り直してからしてあげたかったから。
だけど……
「兄貴ー!由梨ー!ただいまー!」
空気読めよ!
そんなに早く終わるわけねえだろ!
そんな俺の心の声が届くはずもなく、美亜たちの声が玄関のところから響いてくる。
「…か、帰ってきちゃいましたね…」
「由梨ちゃん、早く着たほうがいいよ?」
「陸斗さん…大丈夫ですか?」
「大丈夫。今からピーマン買ってくるから」
おあずけを喰らわされたお礼はたっぷりと美亜に返そう。
そう心に誓い、俺はピーマンのフルコースを頭に浮かべたのだった。
ヤバイヤバイ。
鎮まれ俺の下半身!
火照った体を横たえながら、由梨ちゃんが俺を見上げてくる。
今日はしない、そう宣言したし由梨ちゃんも恐がらせたくない。
だけどそう思えば思うほど俺の熱くなってしまった塊は固さを増す一方だった。
「しても……いいですよ?」
「ゆ、由梨ちゃん……?」
「そりゃあこれからいつでもできますけど、やっぱり早く陸斗さんと繋がりたいし…」
はにかむその顔に俺は一発KO状態だった。
抜かなきゃ治まらない、そんなところだ。
そして許しを得た俺は由梨ちゃんの頬に手のひらを当てた。
ちゃんと最初から雰囲気を作り直してからしてあげたかったから。
だけど……
「兄貴ー!由梨ー!ただいまー!」
空気読めよ!
そんなに早く終わるわけねえだろ!
そんな俺の心の声が届くはずもなく、美亜たちの声が玄関のところから響いてくる。
「…か、帰ってきちゃいましたね…」
「由梨ちゃん、早く着たほうがいいよ?」
「陸斗さん…大丈夫ですか?」
「大丈夫。今からピーマン買ってくるから」
おあずけを喰らわされたお礼はたっぷりと美亜に返そう。
そう心に誓い、俺はピーマンのフルコースを頭に浮かべたのだった。