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*妄想社長に振り回されて*
第3章 欲求不満と身体検査
だけどここで諦められるならもうとっくの昔に諦めてるのだ。
こんなめんどくさい人、そうそういないし。
はっきり好きだって伝えた方がいいのかな。
社長ってホントに鈍そうだし。
んでダメだったら会社やめちゃう?
私はパソコンに向かう社長をちらりと見た。
手入れされてない髪はところどころはねていて、お世辞にもカッコいいとは言えないかもしれない。
だけど優しそうな目元とか、整ったパーツとか、見る人が見ればそのカッコよさに気付いてしまうだろう。
確かに性格に難がないとは言えないけれど、いつ社長に彼女ができてもおかしくはないのだ。
なりふり構ってる場合じゃないのかもしれない。
「しゃ、社長」
「ん?」
「今は仕事中なんで……仕事終わったらしてもらってもいいですか?」
「いいよー、って何を?」
「セックス」
最後の言葉で社長がごほごほと咳き込んだ。
変なところに空気が入ったらしい。
こんなめんどくさい人、そうそういないし。
はっきり好きだって伝えた方がいいのかな。
社長ってホントに鈍そうだし。
んでダメだったら会社やめちゃう?
私はパソコンに向かう社長をちらりと見た。
手入れされてない髪はところどころはねていて、お世辞にもカッコいいとは言えないかもしれない。
だけど優しそうな目元とか、整ったパーツとか、見る人が見ればそのカッコよさに気付いてしまうだろう。
確かに性格に難がないとは言えないけれど、いつ社長に彼女ができてもおかしくはないのだ。
なりふり構ってる場合じゃないのかもしれない。
「しゃ、社長」
「ん?」
「今は仕事中なんで……仕事終わったらしてもらってもいいですか?」
「いいよー、って何を?」
「セックス」
最後の言葉で社長がごほごほと咳き込んだ。
変なところに空気が入ったらしい。