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*妄想社長に振り回されて*
第4章 本音と告白
「俺だったらそんな顔させないんだけどな」
優しく私を見つめる目に、一瞬ドキッとしたのは確かだった。
相手はイケメン眼鏡男子なのだ。
そのくらいの心の揺らぎはできれば許してほしい。
「確かに俺が女の子に慣れてるのは認めますけど」
……あ、認めちゃうんだ
「でも不誠実ではないですよ?浮気だってしたことないし」
まさか桜井くんがここまで言ってくれるなんて思わなかった。
たまたまフリーだったから声をかけただけだと思ってたのだ。
空になった缶ジュースを見つめた。
私も幸せになれる恋愛をしたい。
「……ありがとね」
でもそれで諦められるならとっくの昔に諦めている。
へたれでも不誠実でも好きになってしまったら仕方ないのだ。
優しく私を見つめる目に、一瞬ドキッとしたのは確かだった。
相手はイケメン眼鏡男子なのだ。
そのくらいの心の揺らぎはできれば許してほしい。
「確かに俺が女の子に慣れてるのは認めますけど」
……あ、認めちゃうんだ
「でも不誠実ではないですよ?浮気だってしたことないし」
まさか桜井くんがここまで言ってくれるなんて思わなかった。
たまたまフリーだったから声をかけただけだと思ってたのだ。
空になった缶ジュースを見つめた。
私も幸せになれる恋愛をしたい。
「……ありがとね」
でもそれで諦められるならとっくの昔に諦めている。
へたれでも不誠実でも好きになってしまったら仕方ないのだ。