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*妄想社長に振り回されて*
第6章 過去と経験
「今までの彼女には会いに行けって言われたことないんですか?」

「……ない」

私は椅子に掛けてあった上着を雅也さんの背中に掛けた。

「遠いんですか?」

「こっから車で二時間はかかる」

私は窓際の掛け時計を見た。
時刻は15時30分だ。

「今日の仕事は後は私がやっておきますから」

「麻希……香菜さんは今独身なんだ」

……そんな気はしてた。
だから余計に会いに行けない。
そんな雅也さんの葛藤は何年も前からあったに違いない。

「それでも……俺に会いに行けというのか?」

「はい。行ってください」

だってそのままじゃ雅也さんはどこにも行けないでしょう?
自分の気持ちに嘘をついたままで前になんか進めるはずがない。

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