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*妄想社長に振り回されて*
第8章 制服と痴漢
「絶対に嫌です!」
「えー、何で?絶対麻希に似合うって」
「いやいやいや、似合うとか似合わないとかそういう問題じゃないし!」
「いやいやいや!そういう問題だろ」
仕事場のデスクに広げられたセーラー服とメイド服。
仕事中に何やってんだって感じなんだけど、二人しかいないから咎める人すらいない。
気持ちが通じ合って1ヶ月。
特にその間は被害妄想もなく平和な日々を過ごしていたのに……
「俺、高校の時香菜さん社会人だったからさ。女の子が制服とかめちゃめちゃ憧れるんだよ」
「……じゃあ女子高生と付き合えばいいじゃないですか」
「だから違うんだって!別に女子高生と付き合いたいわけじゃなくて、麻希の制服姿が見たいんだよ!」
力説する雅也さん。
その情熱をできれば仕事に向けて欲しい。
「もしかして……ひいたのか?」
あ……ヤバイ
「気持ち悪いと思ってるのか?だから着てくれないのか?」
あー久々に出ちゃった。
「俺はただ麻希と制服エッチがしたいだけなのに!」
……それ、ただのコスプレじゃん。
制服が憧れとか関係なくなってますよ?
「……どうしてもダメか?」
しゅんとなる雅也さんに母性本能をくすぐられた。
もちろんその仕草が確信犯だってことは分かってる。
絶対私の性格上そんなところを見せられたら無下にできないって分かってやってるんだけど。
そう、分かってはいるんだけど。
「……一回だけですよ?」
それでもほだされてしまう私がいた。
私の言葉に雅也さんがぱあっと目を輝かせる。
何枚か制服を取り出してはあーでもない、こーでもない、と騒いでいる。
「えー、何で?絶対麻希に似合うって」
「いやいやいや、似合うとか似合わないとかそういう問題じゃないし!」
「いやいやいや!そういう問題だろ」
仕事場のデスクに広げられたセーラー服とメイド服。
仕事中に何やってんだって感じなんだけど、二人しかいないから咎める人すらいない。
気持ちが通じ合って1ヶ月。
特にその間は被害妄想もなく平和な日々を過ごしていたのに……
「俺、高校の時香菜さん社会人だったからさ。女の子が制服とかめちゃめちゃ憧れるんだよ」
「……じゃあ女子高生と付き合えばいいじゃないですか」
「だから違うんだって!別に女子高生と付き合いたいわけじゃなくて、麻希の制服姿が見たいんだよ!」
力説する雅也さん。
その情熱をできれば仕事に向けて欲しい。
「もしかして……ひいたのか?」
あ……ヤバイ
「気持ち悪いと思ってるのか?だから着てくれないのか?」
あー久々に出ちゃった。
「俺はただ麻希と制服エッチがしたいだけなのに!」
……それ、ただのコスプレじゃん。
制服が憧れとか関係なくなってますよ?
「……どうしてもダメか?」
しゅんとなる雅也さんに母性本能をくすぐられた。
もちろんその仕草が確信犯だってことは分かってる。
絶対私の性格上そんなところを見せられたら無下にできないって分かってやってるんだけど。
そう、分かってはいるんだけど。
「……一回だけですよ?」
それでもほだされてしまう私がいた。
私の言葉に雅也さんがぱあっと目を輝かせる。
何枚か制服を取り出してはあーでもない、こーでもない、と騒いでいる。