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シーツのお供
第3章 無口な彼の愛し方
両手を縛られたまま仰向けにベッドに転がされる。

すかさず膝を縄で縛られ、ベッドヘッドに括りつけられた。


お尻がだいぶ浮いたM字開脚て、とても恥ずかしい。


「なに、するの…」


不安になって彼を真っ直ぐ見ると、さあな、とだけ言ってどこかへ行ってしまった。



ぬれそぼったおまんこが、外気に思いっきり晒されてひんやりした。


風邪を引いてしまいそうなほど冷えてしまっているから、相当濡れていたんだと我ながら驚く。

それは腿の内側、膝あたりまで冷えているのが分かった。



…ていうか…この格好本当に恥ずかしい…



でもやっぱりさっきイかせてもらえなかったからなのか、この体制になってから彼から貰える(はずの)快感に期待しておまんこから熱い液体がだらだらとシーツを汚した。


なんでもいいから、刺激が欲しかった。



彼は戻ってこない。どこにいったのかなぁ…



イきたい…




もぞもぞと背中で縛られた手を動かし、お尻の下まで持っていく。
指を一生懸命伸ばすと、人差し指の先がおまんこに少しだけ触れた。



外気に晒されて冷え切っていると思ったそこは、すごく熱を持っていた。


もっと…
もっと強いのが欲しい!


半端にしか触れないのが逆にもどかしくて、必死になって指を伸ばす。

だけどお尻が浮いているから全然届かなくて、体制も苦しくて、涙が止まらなかった。



「なにしてんだ」


冷たい目をした彼が戻ってきたのに気がつかなくて、私は泣きながらもどかしい刺激をどうにかしようと必死になっていた。



「…そんなに欲しかったのか」


呆れたような彼の低い声が、私の真上から降ってきた。

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