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シーツのお供
第3章 無口な彼の愛し方
「もう…おねが…やだぁっ…」


ぜいぜいと面白いほど上下する胸が、視界の隅に映る。


分厚く胸全体を覆った真っ赤な蝋は、きゅうきゅうと乳首を締め上げる。


熱く熱の篭る蝋は皮膚の薄い肌をちりちりと焦がし、少し触れられるだけで痛みを伴った。


「まだ。今のは前戯だよ」



なにをされるのかは、経験でわかった。



「お願い…お願いですやめてっ」

「ほら」

「きゃあああっっ!!」




その蝋は、右の内腿に真っ赤な線を作り上げた。




ベッドがぎしぎし耳障りな音を立てる。

大袈裟なほど跳ね上がった体は、その縄が許さない。

柔らかく皮膚が薄いそこは、とても敏感に蝋の熱を感じ取る。


なんとかしてそれから逃げたくて、足を閉じようとばたついても、ただ縄をひっぱりベッドを軋ませるだけに終わった。

「逃げるな」

「ぎゃああっやめっやめてぇ!」


ぼたぼたっ

ぼたぼたぼたっ



左右まんべんなく、真っ赤な蝋が垂らされた。



「あ゛ああっああっあついっやめっああああッッ」
「…気持ちよさそうじゃねぇか。まんこ、ぐちょぐちょにさせやがって」


にやりと笑ったのが、涙で歪んだ視界に入ってきた。
と同時に。


「栓、してやるよ」

「っうそッやめて!いや…ぎゃぁぁぁああああああッッッ!!!!」



ぼたぼた、という表現より、ジャーーーという表現の方が正しいかもしれない。




肌を焼くほどの熱い蝋が、おまんこの割れ目にたっぷりと注がれた!



それはやっぱり間を置かずして固まり、真っ赤に勃起したクリトリスをきゅうっと締め上げる。

たっぷり注がれた蝋は皮膚にくっ付いて固まり、文字通りぐっちょぐちょになったおまんこに「栓をした」状態になってしまった。




行き場をなくした私の熱い愛液は、体内で必死にその熱を放出したがっている。

さすがに体温で蝋は溶けてくれず、固まって締め上げたところに再び蝋が垂らされた。


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