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歯科衛生士☆姫美子26歳
第10章 高速道をそれて
森から出ると、


正雄は何気なく車窓に目を凝らしてみた。





ハンドル操作をしている、



紺色のスーツパンツに身を包んだ、



大人っぽい姫美子の右側に



は夜景が眩しく輝きを放ち、



矢のような光りが車窓へ入って来た。



正雄は眩しい光りを手で遮った。



夜景が見えた車道は、


いつの間にか、高速道路の上だった。



車窓へ再び目を向ける正雄の視界には、


確かに城らしき建築物が入っていた。


城と一口にいったところで、


歴史的建築物の古城だった。


「そのまさか、よ、正雄クン…」



「姫美子さん…俺、何にも言ってませんよ…」


正雄の心を、見透かしたような口振りの姫美子は、



うふふ…と笑い顔を見せ、




「ムキになって怒るほどのこと?正雄クンって可愛い!」


やられたな本当だ。



俺なんて、まだ餓鬼扱いだよな。


沼田正雄は、魅子が手に渡したペットボトルの


パイナップル・ジュースを


ゴクゴクと飲んでいる。




魅子をよく観ると、双子で姫美子



と似ているのは当たり前だ。



美人さんだけども、




姫美子とは性格が、



微妙に違うことが気になっていた。



魅子が、後部座席の後ろのシートに



横たわって寝てしまった。




急に、姫美子は高速道路から、



脇にある道に入って行った。





姫美子は、高速道路の下にワンボックスカーを停車した。





「正雄クン…」


姫美子の声が、妙に色っぽく聞こえた。




正雄は無言で俯いた。



姫美子はシートを倒し身体をよじらせ、



振り返って正雄の顔をじーっと見つめた。




「正雄クン…」



姫美子の吐息が甘い香りに変わり、




ワゴン車の車内に漂った。




正雄は寝息を立てている魅子


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