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あなたの玩具
第2章 親衛隊
仁科は相変わらず話しかけてくるがそれを無視する俺。
今どう挨拶してあげようか考えてるんだから少し黙っていてほしい。
まぁ、言うだけ無駄だから言わないけど・・・。
だって無視していたほうが楽だからね。
それに、面倒な事になった原因って仁科 春樹のせいだから。
「なぁ、無視すんなよ。」
「だから。」
「たからって、.....はぁ、俺の事嫌い?」
「そうだけど。」
「はっきり言うね!めっちゃグサってきたよ!?」
「……………」
俺に関わらないでほしい。
はっきり言って邪魔なんだけど。
俺の世界に君はいらない。
俺の世界に…俺の心に踏み込んでいいのは誰もいないのだから。
だからさ、邪魔ものは排除しなくちゃいけないでしょ?
仁科 春樹の親衛隊も。
俺はただ平和に地味に生きていたいのに。
邪魔しないで。