パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第8章 奈知子～息子の友人たちに

「騎乗位が好きなの、おばさん？」

「こんな風に主人にされたことなんか・・・・」

奈知子は、思わず本音を漏らした。

「じゃあ、想像してたんだ、男の人に乗るの」

「そんな・・・・」

頬を赤らめながら、奈知子は下方にいる彼を見つめた。

彼の言うとおりかもしれない。

こんないやらしい体位で、男性に抱かれてみたい。

人妻は、どこかでそんな妄想を繰り返していたのだ。

「おばさん、望みをかなえてあげる」

奈知子の両手を握りしめ、彼は本格的に下方から腰を突きあげ始める。

「ああっ、寺谷君、待って・・・・」

唇を噛みつつ、奈知子は濃厚な快楽を予感した。

「ほらっ・・・・、おばさん、どう？」

「あっ・・・・、あっ・・・・、あんっ・・・・・」

若者に完全に支配された人妻の裸体が、悦びの跳躍を始める。

髪を乱すほどに顔を振り、奈知子は激しく快感を表現していく。

「おばさん、凄く締まるよ」

「あっ・・・・・、やっ・・・・・、あんっ・・・・・・」

「いいんでしょう、凄く」

「あっ・・・・、いいわ、とても・・・・・」

彼と指先を絡めあいながら、奈知子は素直に告白した。

「おっぱいを自分で揉んで」

寺谷に命じられるまま、奈知子は自らの手で乳房を愛撫していく。

「いやらしいなあ、おばさん」

「あんっ・・・・、やっ・・・・・、言わないでっ・・・・・」

彼の指が首筋に這い、唇に侵入してくる。

「はうっ・・・・・」

いやらしい表情で指をしゃぶり、豊満な乳房を自分で揉みしだく。

ああっ、こんなのって・・・・・・

ぐいぐいと力強く貫いてくる寺谷のペニスを感じる。

駄目っ・・・・、ああっ、これ以上は・・・・・・

未知の快楽の渦の中に、奈知子は引きずり込まれていく。

「ああっ・・・・、いいっ・・・・・・」

自分の声とは思えないような嬌声が繰り返される。

全身が熱を帯び、震え、蕩けていく感覚に包まれる。

無意識に美脚を強く引締め、彼との密着を欲する。

「おばさん、どうだい？」

「もっと・・・・・、ああっ、もっと激しく・・・・・」

「いいの？」

「いいわ・・・・、ねえ、お願い・・・・・」

長い間の欲情を解き放つように、奈知子は声を漏らす。

「今度は立ってしようよ、おばさん」

戸惑う人妻を、若者は寝室の鏡台に向かわせる。