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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第9章 玲奈~セクハラ常習犯に狙われた人妻
男の行為は、予想に反し、やさしげなものだった。

玲奈の唇を丁寧に吸いながら、全身をそっと撫でていく。

時間をかけた行為だった。

言葉を発することなく、玲奈はただ柳田のなすがままにされた。

「奥さん、唇を開いてもいいんだぜ」

男のささやきにも、玲奈は無言を貫いた。

時折顔を振ってキスから逃げ、男の顔を軽蔑するように見つめる。

重心をかけて、男は人妻の肢体を押し倒していく。

やがて、玲奈はソファに仰向けに寝るような格好にさせられる。

盛り上がった玲奈の胸元を、柳田がシャツの上から何度も撫でる。

玲奈の表情に変化はない。

「何も感じないわ、あなたにされたって」

玲奈が、冷たい言葉を発した。

男は笑みを浮かべたまま、玲奈の白い首筋に吸い付いた。

肌を吸いながら、指先でゆっくりと玲奈のシャツのボタンをはずしていく。

玲奈は抵抗しない。

やがて、シャツがはだけた隙間から、玲奈の胸元が露わになっていく。

「こんな色の下着じゃ透けてみえちまうだろう、課長さん」

人妻の刺激的な黒色のブラを見つめながら、柳田が言った。

「もっと見せるんだ」

完全にシャツのあわせを開き、男は人妻の乳房を露わにさせた。

痩せた体型からは意外なほどに魅惑的な美乳が、そこにあった。

「相変わらずいい胸してやがる」

ためらうことなく、柳田は両手をそっと膨らみの上に置いた。

そして、柔らかな肉体をゆっくりと揉みしだき始めた。

「無駄よ、そんなことしても」

「どうかな」

「少しもよくなんかないわ」

玲奈は依然強気の言葉を吐きながら、柳田を見つめている。

慌てる様子もなく、男はたっぷりとした愛撫を与えていく。

玲奈は僅かに顔を横に向け、壁に視線を投げた。

剥き出しの人妻の腹部に、男は優しい口づけを与え始める。

ちゅっ、ちゅっ、という湿った音が、部屋に響いていく。

その両手は入念に乳房を責め続けている。

仰向けでソファに寝る玲奈の肢体が、わずかにくねるように動く。

男の片手が乳房を離れ、人妻の美脚に運ばれる。

膝をくすぐるように動く指先が、再びスカート奥に侵入していく。

玲奈の表情にかすかな緊張の色が浮かぶ。

構うことなく、男は腕を挿入していく。

「これを脱いでもらおうか、奥さん」

玲奈のスカート奥の下着に触れた男が、低い声で命じる。
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