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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第10章 菜々姫~囚われた戦国の美妻
「奥方様、こよいは拙者の女に」

息を乱しながら、甚八が菜々にささやく。

そして、男は乳房の谷間に隠された菜々の十字の鎖を引きちぎった。

勝重様・・・・・・

その瞬間、菜々は夫のことを想起した。

だが、下腹部に押し寄せる熱が、菜々の理性を奪っていく。

勝重様、許してくださいませ・・・・・・

甚八の息が更に荒く菜々に襲い掛かってくる。

乳房に顔を埋める彼の後頭部を、菜々は強く引いた。

「あっ・・・・・・・・、甚八・・・・・・・・・・・」

夫とはかけ離れた、荒々しく凶暴なまでの責め。

菜々は、たくましき男の抱擁に溺れ始めている。

甚八の手が、菜々の太腿に伸びていく。

絡んでいる小袖をまくりあげ、内腿を男が撫で始める。

力強い手が、奥方の美脚を広げる。

「甚八・・・・・・、ならぬ・・・・・・・・」

菜々は、無意識にしもべを制する言葉をささやいた。

だが、甚八の指先は構うことなく奥に伸びてくる。

勝重様・・・・・・、わらわは・・・・・・・・

内腿をたっぷり愛撫してくる男の背中に、菜々はやがてしがみつく。

美脚から力が抜け、男を招き入れるように開いていく。

そして、甚八の指先が、菜々の泉に達した。

「あっ・・・・・・・」

既にたっぷりと潤っている泉に、男の指先が触れる。

撫でるように動かされるだけで、菜々は震えるほどの快楽に襲われる。

「ううっ・・・・・・」

甚八の背中に爪を食い込ませ、菜々は初めて知る快感に溺れていく。

唇を吸われ、乳首を舌で弄ばれる。

そして、指先の運動が次第に激しさを増していく。

「奥方様、もうこれほどに・・・・・」

「言うでない・・・・・」

甚八の指先が硬く伸ばされたことを知る。

菜々は唇を噛み、その瞬間を待つ。

そして、甚八の中指が大胆に菜々の蜜唇に挿入される。

「ああんっ・・・・・」

布団の上で激しく裸体を反らせ、菜々は広間に響くほどの声を漏らした。

「奥方様・・・・・・」

土間の片隅で横たわる藤川方の捕虜が、その一部始終を見つめている。

家臣たちにとって、菜々は手の届かぬ地位の女である。

その高貴さと美貌は、家臣たちの憧れであり、時に欲情をそそる存在だった。

その奥方様が、家来の末端にいる一人の忍びに抱かれているのだ。
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