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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第20章 明子〜密室に通う妻
白色のユニフォームを着た男性セラピストがそこにいます。

筋肉質の腕、繊細さとたくましさを漂わせる浅黒い肌。

大柄な彼は若々しく引き締まった体の持ち主です。

「明子も女性のセラピストだったよね」

昨夜、妻にそう訊いたことを私は思い出します。

妻は迷うことなく「ええ」と答えてくれました。

あれは嘘だったのか、それとも今日がたまたま男性なのか。

そこにある光景に翻弄されながらも、私は次第に目を奪われていきました。

うつ伏せで両手を組み、妻は顔を横向きに乗せています。

表情は確認できませんが、どうやら目を閉じているようです。

繊細なマッサージを与えながら、彼は妻の表情の変化を観察しています。

快感を得るスポットを探るように、彼の手は妻の腰から横腹の辺りに移動していきます。

妻のヒップをビキニスタイルの水着が包んでいます。

妻のヒップが豊かなボリュームを伴った美尻であることに、私は改めて気付かされました。

水着越しに、彼は桃のように張り出した妻のヒップを撫で、指先で押すような刺激を与え始めます。

「あんっ・・・・」

私は耳を疑いました。

セラピストにお尻を愛撫されたとき、妻の喘ぎ声が聞こえた気がしたのです。

ベッドに横たわる妻におかしな様子はありません。

まさか妻があんな声を見知らぬ男に漏らすはずなどない・・・

柔らかなヒップを両手で揉みしだきながら、彼は妻の耳元に顔を寄せました。

彼が何かをささやき、妻が小さくうなずくのがわかりました。

私の鼓動は更に高鳴っていきます。

その直後、彼の指先が水着の内側に滑り込み、妻の美尻を直に癒やし始めました。

大胆な行為を、妻は彼に許したとでもいうのでしょうか。

妻の柔らかなお尻を両手で覆うように支配した男の両手。

水着の下で10本の指を巧みに動かされ、ヒップを揉まれる妻の様子を私は食い入るように見つめました。

彼の指先が、徐々に妻のヒップの割れ目付近に近づいていきます。

妻が小さく首を振るように動かしました。

妻の横顔を見つめながら、彼の指先は更に奥深くへと伸びていきます。

明子・・・

一瞬、ベッド上の妻の肢体が僅かに動きました。

そして両手の親指が妻のヒップの谷間深くに達した瞬間でした。

「あんっ・・・・」

私の耳に届いたのは、紛れもなく妻の甘い喘ぎ声でした。
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