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第21章 欲情

いやらしい…

遼次は圭子の様子を眺めながら、その行為に興奮した。

｢あっ！｣

圭子が遼次の杭を握ったと同時に、遼次に快感が襲った。

圭子は左手で遼次の杭の硬さを確かめるように、ゆっくりと握った手を締めだした。

｢かたい…｣

圭子は遼次の杭から目を離さずに呟いた。

遼次の杭は、硬直し、その周りに血管を浮き立たせていた。

｢見ていい？｣

圭子は下を向いたまま、遼次に問いかけた。

遼次は無言で、圭子の頭を撫でた。

圭子は返事を貰った事を理解し、遼次のTシャツの裾へ右手を差し込んだ。

遼次の腹を圭子の指先が刺激したため、遼次は腹筋に力が入ってしまった。

それと同時に、杭にも力が入り、圭子の握られた左手を押し広げた。