パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第24章 淫落

時折発する卑猥な音。

圭子の口内から、クチュクチュと刺激のスパイスとなる音が発せられている。

圭子の頭の上下動がスピードを増す。

杭を包んだ圭子の左手も、その上下動の倍のスピードで硬直しきった杭をしごき上げた。

｢圭子さん、イっちゃうよ…｣

遼次はフィニッシュに持ち込まれると焦っていた。

遼次は自分がイクのは、圭子のイキ狂う姿を拝んでからと決めていた。

遼次はたまらず腰を引き、圭子の口から杭を解放した。

圭子は荒い息づかいで、肩を小刻みに震わせている。

うなだれて頭を持ち上げられずに、床に目を落としたまま、圭子は自ら生み出した快感に浸っている。

遼次は圭子の胸に両手を伸ばした。

床に両手を置き、体を斜めにした圭子の両胸は、重力で少し垂れ下がり、乳房全体が胴体から離れて、卑猥な形をしていた。