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インペイシェント
第5章 念願の目標
「早く変な気になってくださいよ~」
圭子の動きを止めた左手の上に、更に遼次は左手を重ねた。
「もう、半分くらいは変になってるから…」
圭子は遼次から目線を外し、俯きながら言った。
「それじゃ~、目標達成まで、後少しだよね?」
遼次は笑顔で圭子の顔を覗き込んだ。
「…」
圭子は黙ったまま、食べ終わったケーキのカップを見つめていた。
「目標…達成したい?」
圭子は俯いたまま、少し震えた声で言った。
その数秒後、ゆっくりと立ち上がりながらこう言った。
「いいよ…」
圭子の動きを止めた左手の上に、更に遼次は左手を重ねた。
「もう、半分くらいは変になってるから…」
圭子は遼次から目線を外し、俯きながら言った。
「それじゃ~、目標達成まで、後少しだよね?」
遼次は笑顔で圭子の顔を覗き込んだ。
「…」
圭子は黙ったまま、食べ終わったケーキのカップを見つめていた。
「目標…達成したい?」
圭子は俯いたまま、少し震えた声で言った。
その数秒後、ゆっくりと立ち上がりながらこう言った。
「いいよ…」