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インペイシェント
第5章 念願の目標
「圭子さんのお尻、やっぱりステキでした。」
遼次は圭子のお尻から右手を離した。
本当は、もっと触っていたいと思ったが、今日はこれが限度と自分に言い聞かせた。
「あ~、目標達成おめでとう!」
圭子はクルッと遼次の方を向き、先程までとは違ういつもの笑顔で言った。
「おかげさまで、本年の業務目標を達成させていただきました。」
そう言いながら、遼次はきちんと圭子に頭を下げた。
「ふふふっ、良かったね!」
圭子は遼次の直立不動を見て可笑しくなっていた。