この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
インペイシェント
第7章 変化する関係
遼次は圭子の頭に覆いかぶさる様に体を屈め、圭子の後頭部にキスをした。

「そうか、そうか、オレも話したかったよ!」

遼次は圭子の頭を撫でながら、優しく子供に話す様に言った。

遼次は圭子の気持ちを理解した。
圭子の体に触れた日は、いつも同じことを遼次自身が思っていたからである。

圭子は膝の上に頭を置いたままで動かなかった。
遼次は圭子の頭を抱きかかえる様に、もう一度圭子に覆いかぶさった。

「圭子さん…、何はなす?」

しばらく圭子の頭を抱いたまま時間が経ち、遼次が口を開いた。

圭子から体を離し、頭を右手で撫でていると、圭子が体を起こし始めた。

遼次の右手が圭子の後頭部に触れたまま、圭子はゆっくりと体を起こしていく。

圭子の体が斜めになったころ、遼次は右手を少し引き寄せた。

圭子はその力を借りる様に、イスから立ち上がった。

遼次も同時に立ち上がり、圭子を抱きしめた。
/312ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ