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インペイシェント
第8章 確かめ合う
遼次はゆっくりと右手の指に力を入れた。
「はぁ~…」
遼次もたまらず深い息を漏らした。
見た目以上にボリュームがあり、遼次は驚いた。
右手の動きが徐々に早くなっていく。
円を描くように、圭子の左胸を弄った。
圭子は、二人の間で起こっている出来事を見るかの様に、俯いている。
いつの間にか圭子の右手は、遼次の作業服の腰の部分をギュッと掴んでいた。
遼次は圭子の作業服のファスナーに指を掛けた。
圭子の息遣いが荒くなってきている。
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