この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
インペイシェント
第9章 深く知り合う方法
遼次が圭子の作業服のファスナーに手を掛けると、圭子が左肩を少し引いた。

圭子さんが協力してくれている。

遼次はそんな事でも驚き、また嬉しくなり、興奮を高めていった。

思えば、圭子が事務所で話す内容からは、奥手でウブな性格を強調していただけに、本来、遼次が手を出す様な相手とは想像もしていなかった。

むしろ、手を出したらマズい部類の異性として認識していたのだ。

それだけに、圭子が変わっていく、若しくは本性を晒していく事に、遼次は驚きと感動をその都度味わっていた。

本来の圭子像が定まらないまま、遼次はそれを楽しみだした。

確かに圭子の本当の性格を知らないままだと、先のことが不安になる。

しかし、今のところ、圭子の態度が遼次には有り難い方向に進んでいる気がしていた。

それと同時に、圭子の事を愛し始めている自分にも、うっすらと気づき始めていた。
/312ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ