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梨華との秘密
第7章 縄肌秘書
 朱里が一瞬、緊張するのがハッキリとわかった。


「あの、タコ糸ですね?つまり、、、。」


 どう答えようか、迷っているのが手に取るようにわかった。


「つまり?そうだよ。昔と同じさ。ジャケットの前を開けなよ。」


「そ、そんな、、。」


 抗議の声をあげようか、彼女が迷ってるのがわかった。
 決断をさせるつもりで、彼女の首輪に手をかけた。
 だが、その必要はなかった。
 朱里の指先がユックリとダウンジャケットの前にかかり、一気に開けた。


「これで、いいですか?」


 少し悔しそうに彼女の唇が動いた。


「あぁ、それでいい。キャミソールの前をあげな。それとも上げてやろうか?」


 ジャケットを開くと薄いキャミソールの下に、麻縄で縄化粧を施された若い肉体が息づいていた。
 屈辱に耐えるように、朱里は唇を噛み、固くまぶたを閉じて俺の動きを待っていた。
 夜の闇が隠すとは言え、彼女が周囲を気にしているのが手に取るように分かった。
 キャミソールをサッとまくりあげると、暗闇の中に白い肌がボウッと浮かび上がった。
 形の良い乳房とツンと尖った乳首が、朱里の心を表しているように思えた。


「乳首が尖ってるな。ふふふ、身体は正直だな朱里。こうすると、どうかな?」


 そう言いながら、彼女を締め付ける縄をグイッと引くと、んっと唇を噛み、朱里が耐えるように声を殺した。
 彼女の反応を見ながら、タコ糸を取り出し、ツンと尖った右の乳首に巻き付けキツメに縛った。


「左も縛るぞ。ふふふ、正直だな身体は。」


 嬲るように朱里の耳元でささやいた。
 一瞬、まぶたが開き、俺を恨めしげに睨んだ。
 それを無視するように、俺の両手は彼女の左の乳首にタコ糸を巻き付け縛り、軽く両方の乳首を人差し指で軽く弾いた。


「んっ、んん、、。」


 女の唇から思わず、声がこぼれた。
 乳輪の毛穴が開き、乳輪全体がプツプツと反応していた。
 乳首を縛ったタコ糸同士を繋げ、真ん中に新しくタコ糸を括り真っ直ぐ下に伸ばした。


「ふふ、まだ終わりじゃないのは、お前にもわかるな朱里。」


 噛んでいた唇が開き、


「はい、わかります、ん、、でも、これ、嫌いじゃ、、ないです、、ん、、。」
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