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梨華との秘密
第4章 娘との日々
「ビックリしたんかな?独り暮らしは長いんでね。お風呂は廊下の隣さ。いっといで。」


 そう言って、軽く梨華のお尻を一発軽くパチンとたたいた。
 キャッとハシャギながら、彼女は部屋を出ていった。


(やれやれ、可愛いなぁ。アッホ!どうすんや、犯罪やで!)


 少し後悔してる自分がいたが、なんとかなるさって、軽い無責任さが俺の中を占めていた。
 一階に降り、キッチンで軽く段取りを始めた。
 お味噌汁と塩サバを焼き、酢の物、高野豆腐と白菜の煮物をなんとか作りあげたが、しんどかったぁ。
 ホッとしてると、梨華が風呂上がりの良い匂いをさせて降りてきた。


「パパ、凄いね。料理上手いんだ。ビックリ!」


「こらこら、親をからかうんじゃない。ふふ、並べるよ。」


「うん、お茶碗は?」


「あっ、そこの扉を開けなよ。そこにあるから。」


 梨華の後ろにあるガラス扉を指差した。
 ふんふんと言いながら振り返り、食器をあれこれ吟味しながらテーブルの上に並べ始めた。


「よっしゃ、できたね。先に食べてようか?」


「どうしよっかなぁ?ママに聞いてみようかなぁ?」


 それもそうかなっと思い、携帯を取り出すと同時に、携帯が鳴り、


「もしもし、ママ?」


「あっ、パパ?いま終わったわ。先に食べてて下さる?」


「うん、ちょっとまってな、梨華と代わるから。話したいんだって。」


 えっ、とか言う声が聞こえたが、無視して梨華に携帯を渡した。


「あっ、ママぁ?うん、うん、わかったぁ。じゃあ先に食べてるね。帰るまでべんきょうしてるわ。うん、ほなね。」


 そう言って、携帯を俺に渡してきた。


「電話、終わったん?」


「うん、先に食べて待ってなさい。だって。」


「ふうん、それなら食べよう。いただきます。」


「うふっ、いただきま~す。」


 二人の猛烈な食欲が、テーブルの上の料理を片付けていった。
 三十分もすると、テーブルの上の料理は綺麗になくなっていた。


「ごちそうさま。パパ、美味しかったぁ。やっぱり、肉体労働の後はご飯が美味しいわ。」


「こらこら、ママが聞いたら心配するぞ。」


 俺は、一瞬ドキッとしたが、顔には出さず梨華を軽くたしなめたつもりだった。
 しかし、返事の代わりに抱き付かれ、唇を塞がれ甘い匂いに包まれた。
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