この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
梨華との秘密
第10章 聖夜の宴
 ユックリと駐車場へ歩きながら、二人のリモコンを入れた。


「うそっ、そんな、、、ん、、やっ、、」


 二人の身体が硬直し、声を出さないように唇を噛みしめながら、ぎこちなく歩き始めた。


「忘れるなよ、お前たちは今、俺の気分次第でどうにでもなるってことをね。我慢してる顔が可愛いなあ。余計に虐めたくなるわ。」


 そう言いながら、リモコンを切った。
 二人の身体から緊張が取れるのがみえたが、顔が警戒するように俺を見ていた。


「ご主人様、油断も隙もありませんね。でも、このドキドキしてるのって、好きです。」


 三奈が媚びを売るように、俺に言うと、


「お父さん、ビックリしたぁ。けど、私も好きかも。あと、お父さんの家に行ったら、シャワーでも浴びてサッパリしたいわぁ。」


 何気ない風を装いながら、ミキが探りを入れてきた。


「シャワーかぁ。まっ、風呂に入って汗を流すかな?三奈、ミキを俺のモノにするのを手伝ってくれるかい?」


 俺の突然のフリに少し驚いたように、


「お手伝いって、私は何をするん?ミキちゃんをモノにするって、ご主人様が教えてくれるの?」


「あぁ、その通りだ。俺の指示通りにしてくれればいいよ。難しくはないけど、お前には精神的な負担かな?」


 俺の言葉の裏にある悪魔の企みの匂いを読み取ったのか、


「あの、梨華もって事はないですよね?あの娘には、これ以上は止めてはくれませんか?」


「ふふ、それは梨華が決めることさ、三奈。それに、まだ梨華は帰ってないのだろう。心配しなくても大丈夫さ。」


 梨華の事を三奈自身が口に出したのを聞いて、利用しようかとも思ったが、先ずはミキを俺のモノにすることが第一だと考え直した。
 車に乗り、笹沖から江長十字路へ走らせながら、


「ミキ、これから俺の家に帰るからね。三奈と梨華は知ってるけど、ミキは初めてだからビックリしないようにね。」


「えっ、そんなに驚くことがあるの?楽しみにしてよ。」


 素直に喜ぶミキを見ながら、俺の心がシクリッと痛んだ。


「うん、イロイロ仕掛けがしてあるから、楽しみにしてなよ。」


「仕掛けって、面白そう。けど、なんか、恐そう。」


「恐くはないかな?けど、怖いかな、フフッ、、。」


 俺の含み笑いに、三奈の表情が暗く変わった。
/280ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ