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梨華との秘密
第11章 双華繚乱
 母娘の驚きと衝撃が、二人を沈黙させたが、テレビの画面に映し出された淫らな自分達から目が離せなくなっていた。
 母娘二人の腰に手を回し、二人の乳房に軽く触れた。


「あ、二郎さん、もう、、けど、、そのままで、いて、、」


 三奈が俺の耳元に囁くように小さく言った。
 答えようと三奈の方へ向くと、


「パパの手、大好き。ずっと、触られてたい、、。」


 梨華の言葉に自分の罪深さを感じながら、この一瞬、一瞬を失いたくないと思った。


「うん、二人とも綺麗やな。う~ん、三奈のオシャブリの顔、もうちょっと近づいて撮りたかったな。ふふ、俺はヤッパリ変態やな。」


 しかし、唇からは別の言葉が出ていた。


「きゃっ、恥ずかしい。私こんな顔してたん?けど、嬉しい。二郎さんが、私を綺麗にしてくれる。変かな?」


「ママの唇、糸引いてる。あれ、ツバなの?けど、ママ幸せそう。」


 どう答えようか迷っていると、


「そう、恥ずかしいわ。でも、ヤッパリ糸引いてるわ。ツバよ。これ、梨華のん?幸せそうな顔してるね。いけん、私、母親失格やわ。梨華にヤキモチ妬いてる。」


「わかってるさ、それでエエんや、三奈。もっと素直になれば楽になるんやで。無理とは思うけどな。あら、二人とも乳首がコリコリやな。」


 話ながら、俺の両手は二人の乳房の中心、乳首を軽く中指の先で転がしはじめていた。
 止められるか、嫌がられるかと思ったが、違ってた。


「そうね、二郎さんに触られたがってるみたい。娘の前なのに、ヤッパリ私、変態やわ。」


「ママが変態なら、私はもっと変態やわ。ほなって(だって)もっと触ってって、ママの前やのに変態やわ。」


 二人の攻撃にタジタジになりながら、


「ふふ、二人が変態なら俺は大変態やな。君ら二人にもっと淫らしいことしようとしてるからな。ふふふ、、、。」


 我ながらバカを言ったなぁ。
 どうしょ?
 少し迷っていると、


「そうね、変態の私のご主人様なんだから、大変態なんはあたりまえやんなぁ。そう、思うわよ。」


「うん、あたしもそう思うわ。ウフフッ、、。」


「ありゃあ、言われてしもたな。アハハ、参るわ。今晩、どないしようか思てたけど、ヤッパリ予定通りにしようかなって思うわ。」


 俺の言葉に二人の顔が、コクリとうなずいた。
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