この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
half. ~Sweet blood~
第2章 同情と、優しさ…


それからルシアは一緒にベッドで寝るようになった。マスクを二重にしてだがな。なんでも、夜中に噛みたくなるとかなんとか。



生活に慣れてきたのか

「着替えが…欲しい」

突然言い出した、初めての頼み事だった。


「あと…」


「何だ?言ってみろ」


「俺がこれから家の事してやるよ」


「好きにしたらいい、必要なモノは揃えてやるから買え。連れてってやるよ」



ルシアを連れて大型のショッピングモールにきた。珍しいんだれうな、キョロキョロ辺りを見ながら付いてくる。やっぱり…ガキだわ。


まぁ、見られてるとも知らずにな。この容姿じゃしょうがないか、一見外人だしな。青い目なんか特に目立つ。



「決まったか?」


「どれがいいかわかんねーよ、多すぎて」



キッチン用品を見ている目は真剣で、手に取っては置きを繰り返す。



「なぁ、ルシア好きなのでいいんだぞ」


「分かってるよ、黙ってろ」



可愛くねーな。まじで…



レジに持っていくと時間をかけ選んだモノをキラキラとした眼差しで見つめる。



いや、これは可愛いな。



「見んな」


「はいはい」



雪斗の血がもっと美味くなるように、俺が料理作ってやろう。酒の味がする血はあんまり好きじゃねーんだよな。


/139ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ