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敦美のセンシュアルファンタジー
第1章 小指が疼く
 子供の好奇心にキスまでなら、と開き直ってもいる敦美。
 全裸になったとはいえ、ここで躰を重ねるなんてできないはず。

 唇が唾液でぬめり、ひしゃげて、ちゅっ、吸淫音が響く。
「熱いの、唇なの」
 賢が耳元へ唇を持って行って囁く。
「そうよ。もう解かったでしょ」
 唾液を飲み込みむせる声で答える彼女。これで済ませたら助かる。    
「でも、おかしいよ、ここ」
 彼が躰をずらして白く丸い乳房を指で包み込むと、ピンクに尖ってきた先端に吸い付いた。

「あんっ、だっ。めっ」
 感じてしまった女体を彼は見逃さない。腰を抱き、ちゅばちゅば、ちくびを吸っては、プルプル揺らせて、引きつける。

「いやっ。あっ。あっ」
 背中を反らして喘ぐ彼女。腕を伸ばして抵抗を試みるが、駆け巡る痺れに力は抜ける。
 賢は敦美の太腿を両方とも自分の腰まで持ち上げて歩く。半ば超能力も使ってるのね。
「良いのがあるよ」
 賢はビーチボートへ敦美を仰向けになるように背中から下す。

「だめよ。だめ」
 彼の腰で大きく開かれた太腿。貞操の危機を感じる彼女。
「どうしたの。熱いところを探してるんだ。ここにはないの」
 惚けているというか、抵抗するにも気が抜ける。
「そうよ。ここじゃないの。もう、エッチには教えてあげないんだから」
「ええっ。教えてくれないの」
 残念そうに首を曲げて俯く。ほんと、可愛い。腰から彼女の足を下す。

「あれ。良い天気なのになぜ濡れてるの。拭いてあげるよ」
 ビーチボートがぬらめいて、黒い狭草もしっとりと潤う。
「良いの。さわらないで。いやー。さわらないで」
 慌てる敦美は手を伸ばして茂みに指を揃えて押さえる。
「自分で拭くんだね。やはりお姉ちゃんだ」
 関心するが何か呟く。くいくい、彼女の小指が屈伸して狭草をまさぐる。
「えっ。ちがう。待って、やだ」
「どうしたの。指がおかしいの。手伝ってあげるよ」
 触れた性感帯が快感を求めるみたいに、彼と感応してるのよ。彼が触れたら思うがままにされちゃうの。
 彼女の指先から潜り込み、彼の指が恥らう唇をくにゅくにゅ、開く。
 すでに桜の花びらは潤い性薫液にまみれる。

  ☆
 桜の花びら。狭草。恥らう唇。経験した方は何のことか、わかるでしょ。

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