この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
可愛いヒモの育て方。
第4章 ○○のオモチャ屋さん

「え?」

 突然そう質問され、私は自分の性癖について考えた。

「感じてる顔とか、眺めてる時かなぁ。焦らしたりして切羽詰まってるのとか、見ててぞくぞくする。おねだりとかさせたい」
「……相変わらずね」

 昔から、そこは変わってないように思う。

「じゃあ、逆に麻人くんの性癖は?」
「へ? 麻人の?」

 間の抜けた顔で聞き返してしまう。

「わかんない。そういえば聞いたことないかも」

 彩乃はありえない! と憤慨した。

「パートナーの嗜好を知らないなんて」
「パートナーってなんだ、パートナーって」
「興奮するシチュでも好きなプレイでも、よく観るAVでもなんでもいいのよ、わからない? 得意分野とか」
「うーん……」

 私はコーラを口に含みつつ、真剣に考えた。そういう話をした記憶がない。
 実際、いつも誘うのは私の方からだし、ちょっと変わった体位やこの間みたいな手錠も、私から提案してきた。それ以外は、正常位のごくごく一般的なエッチしかしたことがない。エッチの時、彼から何か要求してくることもない。本当に、エッチに関して、麻人は淡白だった。
/292ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ